こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。
今日は「
ブログでお答え!パソコンQ&Aコーナー」をお届けします。
※今日の記事は、パソコンQ&Aコーナーにメールで寄せられたご質問ではなく、Skypeを使った
Q&A サポート の内容を記事にしたものです。
【ご質問者様】 沖縄県 高良海人様
(昨日の記事の続き)
Q.
お陰様で、部品を交換して Windows 10 の再インストールまでは完了しました。
しかし、Windows のライセンス認証ができませんでした。
どこを間違っていて、どう直せば良いか分からないので、教えてください。
A.
ライセンス認証が通らない場合、原因と対処は複数あるため、実際の画面確認が必要となります。
Skypeで画面確認させて頂きました。
今回は、部品交換なしでの Windows 再インストールではなく、
部品交換ありでの Windows 再インストールでしたね?
Windows 10 のライセンス認証は旧来よりゆるくなっている部分もありますが、
部品交換すると、ライセンス認証情報が合わなくなってしまい、一旦外れてしまうことがあります。
画面下の方の「トラブルシューティング」を実行して、出てきた画面の
「このデバイス上のハードウェアを最近変更しました」
というリンクをクリックしてください。
今回の場合、旧環境を
ローカルアカウントではなく Microsoftアカウント
で使用されていたようですので、
Microsoftアカウントでログインし直してみてください。
(お客様)ハードウェア変更情報が送信されたようで、再認証が走って、今度は認証されました。
無事解決ですね。お疲れ様でした。
Windows 10 の再インストール時のライセンス認証には、
次のようなパターンがあります。
(1) パーツ変更なしでWindows10再インストールを行った場合
→ 有効なデジタルライセンスまたは有効なプロダクトキーが
オンラインでMicrosoft社に確認された時点で
自動的に「Windows はライセンス認証されています」になります。
(2) 少しパーツ変更してWindows10再インストールを行った場合
→ 多少のパーツ変更であれば、利用者は何もしなくても
ライセンス認証が通ることが多いので
自動的に「Windows はライセンス認証されています」になります。
(3) 多くパーツ変更してWindows10再インストールを行った場合
→ 今回の記事はこのパターンに該当したようです。
自動でライセンス認証が通らなかった場合でも、
Microsoft社が認める範囲のパーツ変更の場合や
再インストール前に紐付けされたパーツをちゃんと移行した場合は
手動でライセンス認証をやり直すことで再認証されます。
なお、Windows 10 のライセンスには、大きく分けて次の3種類あります。
・パッケージ版(単体で購入できるOS製品)
・DSP版(パーツとセットで購入できるOS製品)
・OEM版(メーカーPCに入っているOSで、バラ売りなし)
パッケージ版だと別のハードウェアでもライセンス認証が通ります。
DSP版やOEM版だと、紐付けされたパーツ等とセットでないと
基本的にライセンス認証が通らないため、注意しましょう。
当社で基本的にパッケージ版をオススメしているのはこれが理由です。
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