Linux(リナックス)の2回目です。
先週の予告通り、「狭い意味でのLinux」と「広い意味でのLinux」について
簡単に説明してみたいと思います。
「狭い意味でのLinux」とは、基本ソフトウェア(OS)の「心臓部」に相当する
「カーネル」という部分だけを指す言葉です。
一方「広い意味でのLinux」とは、「カーネル」にいろいろなコマンド(命令)
を追加して、一般利用者(ユーザ)が使える所まで「肉付け」された環境のこと
を指す言葉です。
人間に例えるなら、
・「狭い意味でのLinux」は、心臓 や 脳に相当する部分
→心臓や脳だけがあっても人間として生きていけませんが、
絶対必要不可欠な部分です。
・「広い意味でのLinux」は、心臓/脳に 手、足、胴体、首、内臓、他の全てを
追加して、人間としての姿をしたもの
というイメージで捉えたらOKだと思います。(あくまでざっくりですが)
ここまでOKになりましたら、話を進めていきます。
人間といっても、背の高い人、筋肉質の人、・・・その他いろいろな人間が
いるのと同様に「広い意味でのLinux」には、いろいろな「製品」があります。
少し専門用語を使うなら、サーバ向け、クライアント向け、組み込み向け、
といった具合です。
それらの「製品」は「Linuxディストリビューション(直訳:配布パッケージ)」
と呼ばれます。様々な会社や個人がそれぞれ独自色のあるものを目指して、
有償または無償で出荷しています。
来週は、具体的な Linuxディストリビューションについて説明していきます。
お楽しみに。
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