ビデオカード用のバス「VLバス」

kick

2008年11月01日 11:55

土曜日『古きをたずねて新しきを知る』温故知新シリーズ13回目です。

前回 は三菱化学の3.5"FD販売終了についてお話ししました。



実は、土曜日の温故知新シリーズに掲載する手頃なネタがなくなって

しまったので、残念ですが土曜日シリーズをしばらく不定期掲載

にしようと思います。



と書いたところで突然ひらめきました。

多分20代の若者のみなさんは知らないと思うので

パソコンのグラフィックカードのバス「VLバス」

について、簡単にご紹介したいと思います。



kickが初めてのDOS/Vパソコンを買ったのは、かれこれ15年程前です。

だいたいのパーツ構成を覚えているので、自分で笑ってしまいますが

そのPCのビデオカードが Tseng社の E2000T (VLバス) でした。

(百科事典的な説明は WikiPedia - VESAローカルバス へどうぞ)

その当時から、バスの帯域を一番要求していたのがビデオカード

(グラフィックアクセラレータ)だったことを、いま振り返ると

感じます。

ISAバス → VLバス → PCIバス → AGPバス → PCI Express(X16)

という流れなので、

AGPバスから見ると2世代前

PCI Express(X16)バスから見ると3世代前

のバスになります。はい、古いです。



それはそうと、PCI Express X16 も既に第2世代の

PCI Express X16 Gen.2.0 が出ていますね。

余談ですが P35チップセットの時に知られていた問題

(2本のPCI Express x16スロットにビデオカード2枚差しした時に
遅くなる(1枚目は x16 動作、2枚目は x4 動作 になってしまう))

のもP45チップセットでは x8 + x8 動作をするように改善されている

ようで、ビデオカード周りは本当に進歩が早くて全部はフォロー

できない位です。



PCの中で、それだけビデオカードは常にホットなパーツという

ことですね~。




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ということで、冒頭で申し上げたように、土曜日シリーズは

しばらく不定期掲載にさせて頂きたいと思います。

何かネタが出てきた時は、今回のようにちょっとマニアック?な

ものになっても書いてみたいと思います。


それではまた次回をお楽しみに。


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