静音PC 最高!

kick

2008年12月14日 17:21

日曜日「パソコン自作」シリーズ20回目です。

先日から新PCシリーズで記事をお届け中です。

【番外編】 第1回 AntecのPCケースを2個も買ってきました(笑)

【番外編】 第2回 新PCパーツ一式を買ってきました!

【番外編】 第3回 新PCパーツ一式の組み立て!

【番外編】 第4回 新PCのベンチマーク!

19回目 ICH10RでRAID1(ミラーリング)の構築!


今日はその続きで「パソコンの静音(化)」についてお話します。



先に結論を書くと、

・動画をえんえんとエンコードしていても

・何らかの計算処理をうんうんと動かしても

・ファルコムの3Dゲームを何時間もプレイしても

今回組み立てた「新PC」はものすごく静かです。


耳を澄ませば

「さらさら~」

という風が流れる音が聞こえる位で

「ほとんど音がしない」

といってもいい位の静かさです。


でも低スペックだから静かなのではありません。

CPUは「Core 2 Quad Q9550」です。



それもそのはず。

「最初から静音を強く意識してパーツ選びをした」

からです。



自分のように、朝から晩までパソコンを使う人にとって、

最初は気にならなくてもだんだん気になってくるのが

「パソコンの騒音」です。



一般的には、

「高性能なパーツ = 発熱大 = 冷却要 = ファンがうるさい」

という図式が成り立つのですが、

静かなパソコンを求めるユーザのニーズがあり、

またそれに応えようとするメーカーもあり、

「静音PC」と呼べる1つのジャンルがあると言える位です。



そして今回組み立てた新PCも、静音を強く意識して構成してあります。

具体的にご紹介しましょう。

一般的に言って、パソコンの静音化のポイントは大きく4つです。



(1)ケース:Antec「SOLO (Black)」

 Antecは静音を強く意識した製品を出しているメーカーで、
 
 今回選択した SOLO はその1つです。


(2)CPUクーラー:サイズ「ANDY SAMURAI MASTER」

 先日掲載した写真(リンクしておきます)を見ると一目瞭然ですが
 
 ヒートシンクもファンも一回り(二回り?)デカイです。
 
 ヒートシンクが大きいことで放熱が助けられ、
 
 ファンは大きいものを低回転で回すことで
 
 風量を稼ぎながら静かに冷やすことが可能となります。
 

(3)ビデオカード:HIS「H467QS1GP (Radeon HD 4670, 補助電源不要)」

 家庭用のゲーム機と値段が違うだけあって、パソコン向けの
 
 高解像度ゲームはめちゃくちゃ画面がキレイです。
 
 (まあ今はPS3やXBox360がありますが・・・)
 
 でもハイエンド(高性能)のビデオカードは発熱が大きいため
 
 普通は専用のファンがついています。
 
 その口径が(普通は)小さいので一般にうるさい位の音がします。
 
 メーカーによっては、独自で静音ファンを付けていたりします。
 
 そんな感じでビデオーカードの騒音も考慮が必要となります。
 
 静音の点から理想はファンレスですが、製品群がローエンド中心に
 
 なりますので、そこはトレードオフですね。
 
 
(4)電源ユニット:Antec「NeoPower 430」

 以前書いたので、今回は省略しますね。



以上「静音化の4つのポイント」を簡単にご紹介しました。

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