日曜日「パソコン自作」シリーズ20回目です。
先日から新PCシリーズで記事をお届け中です。
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【番外編】 第1回 AntecのPCケースを2個も買ってきました(笑)
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【番外編】 第2回 新PCパーツ一式を買ってきました!
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【番外編】 第3回 新PCパーツ一式の組み立て!
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【番外編】 第4回 新PCのベンチマーク!
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19回目 ICH10RでRAID1(ミラーリング)の構築!
今日はその続きで「パソコンの静音(化)」についてお話します。
先に結論を書くと、
・動画をえんえんとエンコードしていても
・何らかの計算処理をうんうんと動かしても
・ファルコムの3Dゲームを何時間もプレイしても
今回組み立てた「新PC」はものすごく静かです。
耳を澄ませば
「さらさら~」
という風が流れる音が聞こえる位で
「ほとんど音がしない」
といってもいい位の静かさです。
でも低スペックだから静かなのではありません。
CPUは「Core 2 Quad Q9550」です。
それもそのはず。
「最初から静音を強く意識してパーツ選びをした」
からです。
自分のように、朝から晩までパソコンを使う人にとって、
最初は気にならなくてもだんだん気になってくるのが
「パソコンの騒音」です。
一般的には、
「高性能なパーツ = 発熱大 = 冷却要 = ファンがうるさい」
という図式が成り立つのですが、
静かなパソコンを求めるユーザのニーズがあり、
またそれに応えようとするメーカーもあり、
「静音PC」と呼べる1つのジャンルがあると言える位です。
そして今回組み立てた新PCも、静音を強く意識して構成してあります。
具体的にご紹介しましょう。
一般的に言って、パソコンの静音化のポイントは大きく4つです。
(1)ケース:Antec「SOLO (Black)」
Antecは静音を強く意識した製品を出しているメーカーで、
今回選択した SOLO はその1つです。
(2)CPUクーラー:サイズ「ANDY SAMURAI MASTER」
先日掲載した写真(
リンクしておきます)を見ると一目瞭然ですが
ヒートシンクもファンも一回り(二回り?)デカイです。
ヒートシンクが大きいことで放熱が助けられ、
ファンは大きいものを低回転で回すことで
風量を稼ぎながら静かに冷やすことが可能となります。
(3)ビデオカード:HIS「H467QS1GP (Radeon HD 4670, 補助電源不要)」
家庭用のゲーム機と値段が違うだけあって、パソコン向けの
高解像度ゲームはめちゃくちゃ画面がキレイです。
(まあ今はPS3やXBox360がありますが・・・)
でもハイエンド(高性能)のビデオカードは発熱が大きいため
普通は専用のファンがついています。
その口径が(普通は)小さいので一般にうるさい位の音がします。
メーカーによっては、独自で静音ファンを付けていたりします。
そんな感じでビデオーカードの騒音も考慮が必要となります。
静音の点から理想はファンレスですが、製品群がローエンド中心に
なりますので、そこはトレードオフですね。
(4)電源ユニット:Antec「NeoPower 430」
以前書いたので、今回は省略しますね。
以上「静音化の4つのポイント」を簡単にご紹介しました。
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