基本情報技術者試験 H19春 午前 問11
金曜日「情報処理シリーズ」の21回目です。
前回 は平成19年度春期午前問題・問10(奇数パリティに関する問題)を解きました。
※金曜日は情報処理技術者をこれから目指したい方向けの記事となります。
ブログに使える時間の範囲内で詳しい解説を心がけますが、単語の意味や定義
をゼロから学びたい!という方には、きくちはじめ工房の情報処理試験・受験
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今日は、平成19年度春期午前問題・問11 を解いていきます。
問11:
文字列"ET"をASCIIでコード化したものを16進表記したものはどれか。
ここで文字コードの8ビット目には、偶数パリティビットが付く。
ア 4554
イ A32B
ウ ACA5
エ C5D4
解説:
解き方ですが、
まず偶数パリティなしで7ビット目までを2進表記しておいてから、
その後で偶数パリティを付加して全8ビットを作り、
それから2進表記を16進表記に直せば完了です。
ではやってみましょう。
問題文中のASCIIコード表から、以下が分かります。
E → 1 0 0 0 1 0 1 (2)
T → 1 0 1 0 1 0 0 (2)
次に
偶数パリティ(1のビットが偶数になるようにする)をつけると
E →
1 1 0 0 0 1 0 1 (2)
T →
1 1 0 1 0 1 0 0 (2)
最後に上記を16進表記に直すと
E → C5 (16)
T → D4 (16)
ということで、答えはエになります。
それではまた来週をお楽しみに~。
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