2018年2月の月例アップデート情報 WindowsUpdate 他

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おはようございます、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

本日2本目の投稿です。

今日2018年2月14日は第2火曜日の翌日=月例のWindowsUpdate配信日です。

2018年2月分の月例アップデート情報をお届けします。

Windows Update



■今日の目次

0. 臨時のお知らせ
1. 2018年2月のアップデート情報
1-1. WindowsUpdate
1-2. Adobe Flash Player
1-3. Adobe Reader
1-4. Java
1-5. Webブラウザ
2. 今月の Windows Update 適用した感想
3. うまく適用できないトラブルが発生した時は


では順番に見ていきましょう。


0. 臨時のお知らせ



既にご存知の方もいらっしゃると思います。

先月2018年1月以降、Intel CPU 脆弱性問題(スペクター、メルトダウン)の件で

一部のPCで WindowsUpdate を適用したら再起動を繰り返す等の不具合 が発生しています。

問題に対応するための WindowsUpdate で問題が起こってしまうと本末転倒なのですが...。

このような場合、心配な場合は WindowsUpdate の適用前に次のいずれかをオススメします。

・フルバックアップを取っておく

・フルバックアップが難しい場合は、復元ポイントが作成されていることを確認しておく
(WindowsUpdate 実行時に通常は作成されます)
2018年2月の月例アップデート情報 WindowsUpdate 他



1. 2018年2月のアップデート情報



※当社では常に4つセットで確認を推奨しているため、4つすべて取り上げています

1.1 WindowsUpdate情報



ブログ執筆時点では Impress Watch に今日の記事がまだアップされていないため、ひとまずマイクロソフト公式情報のみリンクしておきます。


マイクロソフト 公式 2018/02/14 記事:
2018 年 2 月のセキュリティ更新プログラム (月例)



1.2. Adobe Flash Player アップデート情報



今月は例外的に前倒しで公開されました。


窓の杜 2018/02/02(日本時間)記事:
「Adobe Flash Player」にゼロデイ脆弱性 ~ Adobe、修正版を5日にリリースへ
Windowsユーザーに対する標的型攻撃が確認されており、警戒が必要



窓の杜 2018/02/07(日本時間)記事:
Adobe、ゼロデイ脆弱性を修正した「Adobe Flash Player」v28.0.0.161を緊急公開
Windowsユーザーに対する標的型攻撃への悪用が確認されており直ちに更新が必要



上記のアップデートで、Flash Playerの最新バージョンは「28.0.0.161」となりました。

Flash Player 28.0.0.161


バージョン確認は 公式ページ でどうぞ。

Windows 10/8.1 の IE, Edge では、WindowsUpdate すれば更新されますので、手動作業は不要です。

Chrome では、ブラウザ自体をアップデートすれば Flash も更新されます。

Firefox では、仕組み的には手動アップデートですが、設定変更していなければ、自動更新になっているはずです。

もし最新でない場合は 公式ダウンロードセンター から



1.3. Adobe Reader アップデート情報



日本時間の2/14本日、アップデートが配信されました。

今月は「事前予告」が流れていましたので、そちらをご紹介させて頂きます。

窓の杜 2018/02/09 記事:
Adobe、「Acrobat DC」「Acrobat Reader DC」のセキュリティアップデートを予告
米国時間13日にリリース。優先度はすべての製品で“2”



更新前「2018.009.20050」→ 更新後「2018.011.20036」

2018年2月の月例アップデート情報 WindowsUpdate 他


もし上記バージョンよりも古い場合は、

Adobe Reader を起動して [ヘルプ] > [アップデートの有無をチェック] するか

次の公式サイトからアップデートしておきましょう。

Aobe Acrobat Reader 最新版ダウンロード(公式)

※「おまけソフト」は「無条件に全部外す」ルールを推奨します。



1.4. Java アップデート情報



Javaは独自スケジュールでアップデートされているため、

WindowsUpdateに合わせたアップデートではなく、

3ヶ月に1回のペースで定例アップデートが行われています。

本日時点の最新版は、先月2018年1月16日に更新された

Version 8 Update 161または162(一般向けは161、開発者向けは162)です。


窓の杜 2018年1月17日 記事:
Oracle、「Java SE 9.0.4」「Java SE 8 Update 161」を公開 ~21件の脆弱性を修正
うち18件は認証なしでリモートから悪用が可能なため、なるべく早急な対策が必要


java 8-161

※Java9が既にリリースされていますが、公式ダウンロードページ を確認すると
「推奨 Version 8 Update xxx」となっていることから、
当記事ではJava8だけに絞ってあります。


次回の定例アップデート予定日は、2018年4月17日 です。


万一 Version 8 Update 161 よりも古い場合は、

コントロールパネル > Java > [更新]タブ > [今すぐ更新]ボタン からアップデートするか

次の公式サイトからアップデートしておきましょう。

Java ダウンロード 公式サイト

不要なセキュリティホールを生じさせないために、Javaを使わない方は、インストールしないことを推奨します。
また、インストール中の「おまけソフト」は「無条件に全部外す」ルールを推奨します。





1.5. Webブラウザ



2018年から追記した webブラウザの項目です。

こちらは利用者の方それぞれで、インストールされているブラウザが異なりますので、

ご自身でインストールされているブラウザをすべて更新するようにされてください。


2. 今月の Windows Update 適用した後のコメント



今回は次の 4台 で確認しました。

  • Windows 10 (ver1709) 2台+1台

  • Windows 7 SP1 1台


WindowsUpdate前に正常だった3台(Windows 10 ×2台、Windows 7 ×1台)については問題なくアップデートが完了しました。
先月時点で問題が発生していた Windows 10 (ver1709)の 1台は、その後仕事の都合で WindowsOS の再インストールが出来ていないため、当記事執筆時点でも繰り返し失敗するトラブルが続いています。




3. うまく適用できないトラブルが発生した時は



ご自身で対処される場合は、表示されたエラーメッセージやエラーコードを Google 等で検索して、解決策を探してみてください。

当社のパソコンサポートをご希望のお客様は こちら をご覧ください。


以上、今月の月例アップデート情報をお届けしました。



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