2018年3月の月例アップデート情報 WindowsUpdate 他

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おはようございます、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

本日2018年3月14日は第2火曜日の翌日=月例のWindowsUpdate配信日です。

2018年3月分の月例アップデート情報をお届けします。

Windows Update


■今日の目次

1. 2018年3月のアップデート情報
1-1. WindowsUpdate
1-2. Adobe Flash Player
1-3. Adobe Reader
1-4. Java
1-5. Webブラウザ
2. 今月の Windows Update 適用した感想
3. うまく適用できないトラブルが発生した時は


では順番に見ていきましょう。




1. 2018年3月のアップデート情報



※当社では常に4つセットで確認を推奨しているため、4つすべて取り上げています

1.1 WindowsUpdate情報



ブログ執筆時点では Impress Watch に今日の記事がまだアップされていないため、ひとまずマイクロソフト公式情報のみリンクしておきます。


Microsoft | TechNet 2018/03/14 記事:
2018 年 3 月のセキュリティ更新プログラム (月例)



1.2. Adobe Flash Player アップデート情報



「本日更新あり」です。

窓の杜 2018/03/14 記事:
Adobe、「Adobe Flash Player 29」を正式公開 ~2件の“Critical”な脆弱性を修正
外部から任意のコードを実行されてしまう恐れ


上記のアップデートで、Flash Playerの最新バージョンは「29.0.0.113」となりました。

バージョン確認は flash version test でどうぞ。

Windows 8.1~10 の IE11 と Windows 10 の Edge では、WindowsUpdate すれば更新されますので、手動作業は不要です。

Chrome では、ブラウザ自体をアップデートすれば Flash も更新されます。

Firefox では、仕組み的には手動アップデートですが、メンテナンスサービスを停止していない限り、自動更新されます。

もし最新でない場合は 公式ダウンロードセンター から



1.3. Adobe Reader アップデート情報



「本日更新なし」です。

ただし、先月の月例アップデート以降の日本時間2/24に OptionUpdate が配信されています。

https://www.adobe.com/devnet-docs/acrobatetk/tools/ReleaseNotesDC/continuous/dccontinuousfeb2018qfe.html

更新前「2018.011.20036」→ 更新後「2018.011.20038」


もし上記バージョンよりも古い場合は、

Adobe Reader を起動して [ヘルプ] > [アップデートの有無をチェック] するか

次の公式サイトからアップデートしておきましょう。

Aobe Acrobat Reader 最新版ダウンロード(公式)

※「おまけソフト」は「無条件に全部外す」ルールを推奨します。



1.4. Java アップデート情報



Javaは独自スケジュールでアップデートされているため、

WindowsUpdateに合わせたアップデートではなく、

3ヶ月に1回のペースで定例アップデートが行われています。

本日時点の最新版は、先月2018年1月16日に更新された

Version 8 Update 161または162(一般向けは161、開発者向けは162)です。


窓の杜 2018年1月17日 記事:
Oracle、「Java SE 9.0.4」「Java SE 8 Update 161」を公開 ~21件の脆弱性を修正
うち18件は認証なしでリモートから悪用が可能なため、なるべく早急な対策が必要



※Java9が既にリリースされていますが、公式ダウンロードページ を確認すると
「推奨 Version 8 Update xxx」となっていることから、
当記事ではJava8だけに絞ってあります。


次回の定例アップデート予定日は、2018年4月17日 です。


万一 Version 8 Update 161 よりも古い場合は、

コントロールパネル > Java > [更新]タブ > [今すぐ更新]ボタン からアップデートするか

次の公式サイトからアップデートしておきましょう。

Java ダウンロード 公式サイト

不要なセキュリティホールを生じさせないために、Javaを使わない方は、インストールしないことを推奨します。
また、インストール中の「おまけソフト」は「無条件に全部外す」ルールを推奨します。





1.5. Webブラウザの最新化



Windows に最初から入っている Microsoft ブラウザ以外で主要な2つを取り上げておきます。


Chrome ⇒ 65.0.3325.162

窓の杜 2018/03/07 記事:
「Google Chrome 65」が正式版に ~拡張機能の管理画面が“マテリアル”化
“CSS Paint API”や“Server Timing API”に対応。脆弱性の修正は45件
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1110222.html

※2018/03/07に「65.0.3325.146」になり、本日2018/03/14に「65.0.3325.162」になりました。


Firefox ⇒ 59.0 (日本時間の本日2018/03/14更新)

窓の杜 2018/03/14 記事:
Mozilla、「Firefox 59」を正式公開 ~新しいキャッシュ技術でパフォーマンス向上
スクリーンショットで書き込み・トリミングが可能に
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1111408.html



2. 今月の Windows Update 適用した後のコメント



今回は次の 4台 で確認しました。

  • Windows 10 (ver1709) 3台

  • Windows 7 SP1 1台


Windows 10 (その1)
こちらは 2018/03/03に新規に組んだPC(ASRockベアボーン DeskMini 110 利用)のため
OS(Windows 10 ver1709)をクリーンインストールしてから
まだ2週間も経っていないピカピカの状態のため、
当然ながら何も問題なく WindowsUpdate できました。
※3月はバタバタ中で、新PC組み立て~セットアップの記事を書けていません...

Windows 10 (その2)
こちらは 2012年に組んだPC(Shuttleベアボーン XH61 利用)で6年モノです。
メンテナンスのため1~2年に1回位の頻度で OS をクリーンインストールしています。
(シンクライアントではありませんが、再インストールしやすい仕組みにしています)
事情により、こちらのPCも 2018年3月に入ってからOSをクリーンインストール
しなおしたため、論理的にはピカピカの状態のため、
当然ながら何も問題なく WindowsUpdate できました。

Windows 10 (その3)
こちらはメーカー製のノートPCです。
2018年1月の WindowsUpdate でなぜか詰まってしまったPCです。
(通常は改善する方法を一通り試しても改善なし)
前回OSをクリーンインストールしてから、そろそろ3年?位でしょうか。
当PCは2018年1月までメインPCだったので、データ(ファイル)のみならず
ソフトが100本以上入っていて、パッとOSクリーンインストールできず、
今に至ってしまいました。
その後、メインPC利用を少しずつ控えてサブPCに降格して
自動修正されるかどうか2ヶ月様子を見た格好ですが
本日の2018年3月アップデートにおいても、
2018年1月分のアップデートで詰まってしまい、
失敗回数が既に60回を越えています。
上記の1台目が出来たので、3月中には気合いを入れ直して
OS再インストール(クリーンインストール)したいと思っています。


Windows 7 (1台)
初回の WindowsUpdate 実行でエラーとなりましたが、
単純に再起動して再実行すると、正常に WindowsUpdate できました。


3. うまく適用できないトラブルが発生した時は



たまに1回失敗した時点でお問い合わせを頂くことがあるのですが、
「再起動してリトライしてみる」だけで解決することがありますので、
まずはお試しください。

再起動してリトライを繰り返してもダメな場合、
ご自身で対処されたい方は
表示されたエラーメッセージやエラーコードを Google 等で検索して、
解決策を探してみてください。

当社のパソコンサポートをご希望のお客様は こちら をご覧ください。


以上、今月の月例アップデート情報をお届けしました。




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