【ニュース解説】IPv4アドレスの中央在庫がついに枯渇・・・

カテゴリー │ニュース解説


こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

※本日の記事は主に「IT技術者向け」の内容となります。

もう10年以上前から、我々ITエンジニアたちの話題となっていた

「いつか将来、IPv4アドレスが枯渇する・・・」

というのが、数日前についに現実となり、ニュースで流れました。


INTERNET Watch:

IPv4アドレスの中央在庫がついに枯渇、最後の5ブロックを各RIRに分配



日本でのIPv4アドレス在庫枯渇は3~6カ月後、当面は現行ポリシーで配布継続



当社の「ITリテラシー教育」の「IT管理者編」を受講頂いた

企業様には、研修にてご説明させて頂いた「IPv4アドレス」

の在庫の件です。



一般の方たちには「IPv4アドレス?何のこっちゃ!?」

だと思いますので、超ざっくりご説明させて頂くと

(※きちんと分かる方は適当にスルーしてください)

IPv4という技術にしか対応していないインターネット接続業者
(ISP)では、新規のお客さまを受付できなくなる!
=新規にプロバイダ契約をしてもインターネットに接続できない


ということを意味します。


こう書くと、事の大きさがお分かり頂けるかも!?


ちなみにIPv4の次の規格であるIPv6というのが既に定められていて

エンドユーザー(一般利用者)の皆様は、何も気にすることなく、

今後もインターネットを利用し続けることが出来るはずですが、

少なくとも、当社のようなITサービスをご提供する会社や、

(当社はパソコン修理、パソコン教室、などのサービス以外に、

 企業様向けにITインフラ構築もご提供しています)

「情報システム部」を社内に持つ企業様の部員の皆様には、

新たに「IPv6に関する適切な知識」を持つことが求められます。


今や、家電までインターネットに接続される時代となりました。


そのための基盤となる技術、ITエンジニアとして、

しっかり身につけたいものです。


最後は何だか決意表明みたいになってしまいましたが、

関係者にとっては10年以上前から叫ばれてきたニュースが

ついに現実になりました・・・ということで、今日はブログ記事として

取り上げさせて頂きました。






同じカテゴリー(ニュース解説)の記事