基本情報技術者試験 H19春 午前 問10

カテゴリー │情報処理技術者試験

金曜日「情報処理シリーズ」の20回目です。

前回 は平成19年度春期午前問題・問9(同値な論理式)を解きました。

※金曜日は情報処理技術者をこれから目指したい方向けの記事となります。
ブログに使える時間の範囲内で詳しい解説を心がけますが、単語の意味や定義
をゼロから学びたい!という方には、きくちはじめ工房の情報処理試験・受験
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今日は、平成19年度春期午前問題・問10 を取り上げます。

問10:

8ビットのレジスタがある。このレジスタの各ビットの値を
d0, d1, ・・・, d7 とし、パリティビットの値を p とする。
奇数パリティの場合、常に成立する関係式はどれか。
ここで(+)は排他的論理和演算を表す。

ア 0(+)d0(+)d1(+)・・・(+)d7 = p
イ  d0(+)d1(+)・・・(+)d7 = p
ウ d0(+)d1(+)・・・d7(+)p = 0
エ d0(+)d1(+)・・・d7(+)p = 1


解説:

「情報処理」という感じの問題ですね。

では解いていきます。

奇数パリティなので、ビット全体での"1"のビットの個数が奇数に

なるように、パリティ p の値を決めれば良いわけです。

#問題文を読むと、d0~d6の7ビットのパリティをd7にするのではなく
#d0~d7の8ビットのパリティがpということなので、
#レジスタの8ビット+パリティビット1ビット=合計9ビット
#で考えれば良いのでしょう。

排他的論理和(XOR)演算なので、AかBの片方だけ1の時にA(+)B=1

となるので、d0, ・・・, d7, p の1の個数が奇数と偶数で

場合分けして具体的に考えてみましょう。

奇数:d0(+)d1(+)・・・(+)d7(+)p = 1

偶数:d0(+)d1(+)・・・(+)d7(+)p = 0

#A(+)B(+)C = (A(+)B)(+)C とやって順番に計算...

ということで、答えはエになります。




それではまた来週をお楽しみに~。♪赤



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