基本情報技術者試験 H19春 午前 問13

カテゴリー │情報処理技術者試験


金曜日「情報処理シリーズ」の23回目です。

前回 は平成19年度春期午前問題・問12(2分探索木へのデータ追加)を解きました。

※金曜日は情報処理技術者をこれから目指したい方向けの記事となります。
ブログに使える時間の範囲内で詳しい解説を心がけますが、単語の意味や定義
をゼロから学びたい!という方には、きくちはじめ工房の情報処理試験・受験
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今日は、平成19年度春期午前問題・問13 を解いていきます。

問13:

文字列Aが"aababx△", 文字列Bが"ab△"であるとき、流れ図の
終了時点のkは幾らか。ここで、文字列の先頭の文字を1番目と
数えるものとし、A[i]はAのi番目の文字を、B[j]はBのj番目の文字を、
"△"は終端を示す文字を表す。

基本情報技術者試験 H19春 午前 問13

ア 0、イ 1、ウ 2、エ 4


解説:

流れ図(フローチャート)をたどりながら、実際に各変数の値を

書き出しながら、状況を追いかけていく問題となります。

では解いていきましょう。

i=1, j=1, k=0, jmax=2, A[i]=a, B[j]=a

A[i]=a = a=B[j] → i=1+1=2, j=1+1=2

A[i]="△" or B[j]="△" → No → 戻る

A[i]=a ≠ b=B[j] → i=2-2+2=2, j=1

A[i]="△" or B[j]="△" → No → 戻る

・・・・

というようにして進めていくと、

終了時点で k=2 であることが出てきます。

従って、答えはウとなります。


追記:

見やすくするために、
n回目|i|j|A[i]|B[j]|A[i]:B[j]|△判定|k|jmax|

という表形式で下に下にと書き出してみるのもいいですね。




それではまた来週をお楽しみに~。♪赤



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