パソコン分解修理！（実践レポート！）

日曜日「パソコン自作」シリーズ８回目です。

前回 は「メモリ(RAM)」についてお話ししました。

今日は、つい先日実際に行った「パソコン分解修理！」をお届けします。



１．実家に帰ってみるとパソコンが・・・

　７月下旬のこと、休みを取って実家に帰ってみると・・・



　電源スイッチを押しても「無反応」と化していました。



２．まずは分解して調査・・・

　「電源が入らない」症状なので、まず電源ユニットを交換して確認してみました。

　修理の時は、こんな感じで部品をケースの外に置いたまま作業します。




　すると
　
　「マザーボード上のLEDランプは点灯するようになった」

　のですが

　「それでも電源が入らない」（BIOSさえ起動しない）

　状態のまま、変化ありません。

　さあ大変だ！

　こうなると、基本的にはパーツ１つ１つをしらみつぶし的に

　確認していくことになります。
　
　

３．部品（パーツ）を１つずつ取り外して・・・

　FDドライブ、光学ドライブ、HDD、

　ビデオカード、TVキャプチャカード、

　メモリ１枚、メモリ２枚、CPU、

　と１つずつ取り外しては電源が入るか確認・・・という手順を行いました。

　そしてついに全部なくなって、マザーボードだけになりました。
　

　
　しかし・・・

　それでも、相変わらず「無反応」なのです。

　それでもあきらめず、たまたま予備のCPUがあったので

　それに交換してみたり、といった確認までやったのですが、

　結論としてはダメでした。

　ショックですが、マザーボードが壊れていると判断するに至りました。
　
　実家は「JRも走っていない」「FOMAの電波塔」もない位の田舎なので

　残念ながらDOSVパーツショップなんてありません・・・。

　仕方なく、秋葉のネットショップ（ツクモ）を使って部品を注文して、

　壊れたパソコンは（修理を続けるため）一式沖縄に持って帰りました。



４．電源ユニットとマザーボードの交換！

　交換するマザーボードは「Socket478」という古い規格のもので

　探すのにも多少のエネルギーを要しましたが、無事到着です！

　早速マザーボードを２枚並べて、結線を移植していきます。
　


　そして「CPUとメモリ１枚だけの最小構成」で電源を入れてみると・・・
　

　
　パンパカパーン！見事にBIOSまで起動しました！！

　（HDDも何も付けていないので当然Windowsは起動しません（笑））

　あとは１つずつ部品を取り付けながら電源を入れていき、

　パーツ１つ１つが壊れていないことを確認しながら

　ようやく全部のパーツを組み込むことが出来ました。



　ふ～～～。



　ブログに載せる記事のネタになったことは良かったのですが

　頼むからもう壊れないで～～と思ったkickでした。




ちなみに最近お会いしたあるお客様から聞いたお話です。

某メーカー製のパソコンを買ってちょうど１年を過ぎた直後に

おかしくなってしまい、購入店に修理に出したら

日数がかかった上に修理費に７万円（？）も請求されたそうです。

それだったら、きくちはじめ工房で修理した方が「早くて安い」なぁ・・・

と思いました。



みなさまがお使いのパソコン、きくちはじめ工房で修理できることがあります。

メーカー製の独自仕様のものだと残念ながら無理なので、

その場合は恐れ入りますがメーカー修理にお出しください。

一方、一般的な仕様のものであればかなりの対応が可能で、

ショップブランドのパソコンなどであればほとんどの対応が可能です。

修理費は個別見積もり（部品交換の場合の部品代金は別途要）となりますので、

症状を控えてお問い合わせ下さい。

何が何だかよく分からない～という場合は、簡単な診断を無料で行いますので

お申し込みの上、お持ち込み下さいね。




ではまた来週をお楽しみに～。



追記：
電源ユニットに関してこぼれ話があったのですが、また次の機会に・・・。

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きくちはじめ工房のパソコン自作支援サービスでは

パーツの選定～組立～動作確認～故障時の対応まで
　
総合的にサポートいたします。
　
また、メーカー製のパソコンの選定支援も行っております。
　
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