【用語解説】IoTとは?(モノのインターネットとは?)

カテゴリー │用語解説


こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

今日は、前回の記事で予告させて頂きました

IoT(Internet Of Things)とは?
(モノのインターネットとは?)


について、用語解説をお届けします。

用語がヨコモジなのと、直訳すると「モノのインターネット」なので

一般の方には、2重に分かりにくい印象を受けてしまいそうですが、

イラストで見れば簡単です。

IoT
東京コスモス電機株式会社様HPより画像をお借りしました)


上の図では、IT機器が中心にイラストが載っていますが、

実際にはもっともっとたくさん、

・テレビ

・デジカメ

・HDDレコーダー(昔でいうビデオデッキ)

・DVDプレイヤー

・体重計

・体温計(前記事では、赤ちゃんの体温計のサンプルが紹介されていました)

・自動車

・電灯

(まだまだ続く・・・・・・・・・)

という感じで、分かりやすい訳としては

(以前はネットにつながってなかったものも含めて)
「あらゆるものがインターネットへ接続する世界」


のことです。

サイトによっては、やたらと難しく解説しているところもありますが、

上記の説明を見て頂くと、簡単に思えてきましたでしょうか!?

そう、実は用語の概念自体は、とても簡単なのです。GOOD


以上、今日は、久しぶりに用語解説をお届けしました。

ご参考になると幸いです。キラキラ 





【用語解説】4K2Kとは?(4Kとは?)

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こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

#2013/05/18AM追記:記事を一部加筆・修正しました

今日は、久しぶりに「用語解説」をお届けしたいと思います。

本日のお題は「4K2Kとは?(よんけいにいけいとは?)」です。

その前に、少し前提となるお話しを振り返っておきましょう。


ついこの前のはずなのに(個人的には)随分以前に感じてしまう

テレビがアナログ放送から地デジへ切り替えられた2011年7月前後(特に前)には

FAQ(よくある質問)として

Q.HD(えいち・でぃー)って何?

Q.フルHD(ふる・えいち・でぃー)って何?

Q.ハイビジョンって具体例に何?

Q.解像度って何?

といったご質問を集中的に頂いたことがありました。


最近(2013年5月現在)は、地デジも「当たり前」みたいになっていて

上記に挙げたようなご質問もずいぶん減ってきた印象があります。

(注:パソコン教室を始めとした個別のサービスでは、いつでも
 「以前の話題から最新の話題まで何でも何回でもご質問歓迎」なので、
 もし今ご存知でなくても、全く気にされないでくださいね)



その代わりというか、その次に登場してきた「新しい用語」が

またまた現れてきましたので、そのような背景から、

今日は「4K2K」を取り上げます。


簡単にいうと(1行でいうと)

【結論】4K2Kとは約4000×2000の解像度の画面こと

です。(K = キロ = 1000 のことです)

ちなみに、「解像度」とは、テレビやパソコンなどの画面を構成する

”方眼用紙のマス目のこと” と思って頂ければOKです。



「はて?だから何?どういう事?」

という声が聞こえてきそうなので、少し補足しておきます。

一般的に、というか、メーカーのCMやPC雑誌などを見ると、

「解像度が高い(大きい)ほど画面がキレイ」

という感じでアピールをしているものです。

では、その「4K」の解像度はどのくらい「大きい」のでしょうか?


参考までにご紹介(パソコン教室でこの話を受講された方は復習)させて頂くと

・以前のアナログ放送の解像度=640×480(720×480)

・従来からのDVD(映画等)の解像度=720x480

・現在の普通の地デジ放送の解像度=1440×1080

・現在のBS/CS放送などの解像度=1920×1080

・ブルーレイディスクの映画(フルHD)の解像度=1920×1080

という数字になりますので、

・4K2Kの解像度=約4000×2000

というのが、どれだけ大きいか、比較することで何となくイメージできそうですか?

4K
(画像出典:wikipedia からお借りしました)


そうそう、まだ当分先の話ですが、

NHK放送技術研究所が研究を進めていると言われている

「スーパーハイビジョン」(現在のハイビジョンの次世代版)は

本日ご紹介した「4K2Kのさらに2倍の8K4K」とのことです。


kick はTVを見ないので(置いてもいないので)あまり実感ないですが

「そこまで必要なの?」と思わなくもなかったり・・・です。

(注:50インチ超のTV等で~というのは承知の上で、一般的なコメントです)


少なくとも、現時点では、テレビにもパソコンのモニターにも

一般利用者には全く普及していないので、「4K2K が普通になる」のが

どのくらい未来のことなのか予想もつきませんが、

将来的には上記でお話ししたような進歩をしていく予定になっています。


今日はちょっと未来を先取りした用語解説となりましたが、

少しずつ一般誌等でも見かけるようになり始めましたので、

ご紹介でした。ご参考までに。


PS.
kick のメインである「パソコン&コンピュータ」のモニターとしては
4K2Kには届かないまでも、「フルHD以上」が続々と製品化されており、
「WQHD(2560x1440)」の製品とか
「WQXGA(2560x1600)」の製品が
既に結構な品揃えになり始めている状況です。
但し、金額も「一桁違う」ものが多いので、
現時点では「業務用」と言ってしまっても良い位でしょう。
興味のある方(好奇心旺盛な方)向けに、amazonへのリンクを張っておきます。
Amazon.co.jp > WQHD(2560x1440)のモニター


PPS.
大雑把にいうと「解像度が高いほど画面がキレイ」とメーカーは謳いますが
解像度は「単純に高ければ高いほど良い」と一概に言えない所もあります。
「私にも分かるように、もっと基礎の所から、噛み砕いて教えてほしい」とか
「単発の用語だけではなく(全体像から)体系的に学んでみたい」と思われた方は
パソコン教室などの「教育・研修サービス」のご利用をご検討くださいね。





Java 関連の用語 Q&A (Java, JRE, JDK, Java SE, Java EE)

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こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

先日、お客様とお話ししている時に、Java 関連の用語について

ちょっとしたご質問を頂く機会がありました。

Q.Java と JRE の違いは?
Q.JRE と JDK の違いは?
Q.Java SE と Java EE の違いは?



kickが Java を勉強していたのは、早いもので、もう10年以上前になります。

( Sun Certified Java Programmer の資格取得したのが2002年の話)

その後、Javaプログラミングからご無沙汰しているため、

Java, JRE, JDK, Java SE, Java EE といった代表的な用語について

ざっくりご紹介させて頂くところまでをお伝えさせて頂きました。


その後、ちょっとだけ検索してみると、そっくりそのまま

Q&A が掲載されている公式サイトを見かけましたので、

せっかくなので、ご紹介させて頂きますね!


Java に関する技術情報はどこで入手できますか ?
⇒ JRE と Java SE プラットフォームの違いは何ですか?
⇒ JRE と JDK の違いは何ですか?
⇒ Java Enterprise Edition (Java EE) とは何ですか?



要点だけ簡単に(ざっくり) kick の方でも書かせて頂くと、

・Java = Java に関する技術の総称という感じです(Javaとは?

・JRE = Java Runtime Environment = Java実行環境(利用者向け)
 ⇒ 現在「一般ユーザー」の方向けに「単にJava」と言う時、これを指します。


・JDK = Java Development Kit = Javaプログラマ向け環境

・Java SE = Java Platform, Standard Edition ≒ JDKの通常版

・Java EE = Java Enterprise Edition ≒ JDKのEnterprise向け版

となります。


以上、今日は、Java 関連のちょっとした用語 Q&A をお届けしました。

何かのご参考になると幸いです。





スマートフォンとケータイって何が違う?どう違う?

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こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。


さて先週末には無事 iPhone 4S が発売されたこともあり、

再び「スマートフォンって何?」「ケータイと何が違うの?どう違うの?」

というご質問が増えましたので、初心者の方向けに「ひとこと説明」を

お届けしたいと思います。若葉マーク では早速:


1.スマートフォン(スマホ)とは?

 基本機能:超小型の「パソコン」(なのでネットやメールやアプリは当然OK)
 追加機能:携帯電話の「通話」機能

2.ケータイ(ガラケー)とは?

 基本機能:文字通り「携帯電話」(の通話機能)
 追加機能:「パソコン」みたいにネットやメールやアプリが出来る


となります。要するに、基本機能と追加機能が正反対ということになりますね~。電球


ちょうど約1年前に、

2010年10月08日 用語解説:「ガラケー」って何?

2010年10月09日 用語解説:「スマートフォン」って何?

という記事を書いてあったのですが、

(理由1)1年前まで遡って頂く方が少ない?

(理由2)説明が長すぎたのかな?

という2つの理由で、本日改めて「超シンプルに」整理してみました。サクラ

ご参考になると幸いです。ニコニコ

PS.
当社では、パソコン教室を行なっております。本 鉛筆
超初心者の方(電源の入れ方、切り方が分からないという方)から、
上級者の方(システムエンジニアレベルを目指している方)まで、
幅広く、マンツーマンレッスンをご提供させて頂いています。
クラス(初級、中級、上級)および頻度(月4回、月2回)によって
料金が異なりますので、当ブログを見てご興味を感じて頂けましたら
お気軽にお問い合わせください。メール 電話




用語解説:USB3.0とは?USB2.0とは何が違う?

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こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

つい先日、

2011年08月17日 低価格USBメモリまでUSB 3.0対応にしたバッファロー戦略

という記事を書いたのち、お客様とお話ししていた時に

「USB3.0って何?USB2.0と何が違うの?」

というご質問をお受けしました。

これは今後、繰り返し何度も頂きそうなご質問だなぁ

と思いましたので

今日は「USB3.0」について、ご紹介(用語解説)をさせて頂きますね。


その前に、従来の「USB2.0」について、復習しておきましょう。

USB2.0はこんな形をした端子(インターフェイス)です:

USB2.0 HDD
(↑買いたい方のためにAmazonへのリンクを貼っておきました)

サンプルとしてUSB2.0のHDDケースの写真を撮りましたが、

みなさまが見慣れた端子(インターフェイス)だと思います。


さて本題のUSB3.0はというと、こんな風に端子の形が変更となっています:

USB3.0 HDD
(↑買いたい方のためにAmazonへのリンクを貼っておきました)

パッと見で分かることといえば、

・色が青い

・機器側の端子の形が違う(2段の台形っぽい形になっています)

という2つに気づかれるかと思います。はい、その通りです。

(パソコンに挿し込む側の端子の形に変更ありません。色はになっています。)


さて、それでは性能(転送スピード)はどうか?というと、

・USB2.0:規格値 480Mbps

・USB3.0:規格値 5Gbps(5000Mbps)

と、実に10倍以上の性能アップが図られています!

【備考】bps=bit per second:1秒当たりに転送できるビット数

しかし!

多少パソコン歴(コンピュータ歴)が長い方はおそらく推測されている通りで

規格値通りのスピードは残念ながら出ません。

実際のスピードをお話しする前に、分かりやすくするために、

前述の転送速度を「ビット」から「バイト」に直しておくと


・USB2.0:規格値 480Mbps=60MB/s

・USB3.0:規格値 5Gbps≒5000Mbps=625MB/s

※規格値は、理論値、と書かれることもあります。

となる訳ですが、実際にファイルをコピー等して計測してみると、

・USB2.0:約10~30MB/s

・USB3.0:約50~70MB/s

位になります。(USB3.0の実測画面のコピーを忘れました。また今度。)

※注:コントローラーチップの性能等によって速度には変動があります


な~んだ、10倍とか言っておきながら、実際には2倍くらいか~

と思われたことでしょう。はい、その通りです。

でも約2倍でも「体感速度は十二分に速い!」です。

上に挙げた「約70MB/s」位のスピードというのは、チョット遅い

内蔵HDD位のスピードと同等で、従来の「外付USB」のスピードとは明らかに違います。


以下、少々難しい話になるので、適当に聞き流して頂いてOKなのですが

現在のパソコンでは、USB3.0に対応するために、別売のUSB3.0チップが

必要となり、その為やや上等なパソコンしかUSB3.0に対応していません。

それが、来年初頭(2012年1Q)頃に登場予定の、

Intel最新CPU「Ivy Bridge」(Sandy Bridgeの次)世代になると、

Intelチップセット自体にUSB3.0コントローラーが組み込まれる予定のため、

来年2012年以降は急速にUSB3.0が一般化(コモディティ化)すると思われます。


ずっと以前に、USB1.1からUSB2.0になった時期を経験された方は、

あの時の感動(ビックリ)が、USB2.0からUSB3.0でも味わえる、と

思って頂いて大丈夫です。

今後のUSB3.0の普及が楽しみですね。

以上、今日は「USB3.0」について、用語解説&ご紹介をさせて頂きました。

ご参考までに。


PS.
周辺機器メーカーのBUFFALOがちょっと誇大広告wっぽいページを
用意してくれていますので、一応参考までにリンクしておきます。
(雰囲気はたぶん十分つかめます)
http://buffalo.jp/products/pickup/usb3/

PPS. 2012/08/06 追記
この記事で、ある「補足」を書き忘れていました。
2012年08月06日 実測200MB/s超えの高速USB 3.0メモリ発売、SanDisk製!
にて、書き忘れた「補足」を入れましたので、
よろしければ、そちらもどうぞ。





用語解説「クラウドとは?」

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こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

さて今日は、用語解説を行ってみたいと思います。マイク

今日のテーマは、いま流行りの「クラウドとは?」です。曇り

お約束の「お空の上の雲ではありません」という冗談はさておき晴れ

どう言えば、一般ユーザーの方にも分かりやすいかなぁと考えてみました。

何だか勿体ぶった書き方をしているように写るかもしれませんが、

実は「クラウド」って、一言で「これです!」と言えない単語なのです。

我々、ITのプロの間でも、「クラウドってよく分からないんだよね」という

言葉が出ることもある位です。

なぜか!?

ちょうど良いタイミングで、いい記事を見つけましたので、ご紹介させて頂きますね。

日経BP社 ITpro > 混乱するクラウド、犯人はITベンダー

冒頭に「まさに言いたかったのはそれそれ!」という部分が

ありましたので、少しだけ引用させて頂くと、

様々な「クラウド」の定義が存在することが、市場の混乱を招いている。最大の犯人は、米オラクルや米IBM、独SAPといったITベンダーだ。彼らは、これまでの製品やサービスを中身はそのままに、「クラウド」の名前を付けて売り出している。

ということなのです。サクラ


実は先月、SkillUpメルマガでも少しクラウドについて書いたのですが、

その後も

「どのように伝えれば、読者の方に分かりやすく理解して頂けるのだろう?」

と考えていた所、ようやく「あ、そうか!電球」という思いに至りましたので、

当記事では、kick流の解説をお届けしたいと思います。


なぜ「クラウド」という言葉が難しいのか?

kickの答えはこうです。

「言葉の定義が広すぎるから」

に尽きます。

コロンブスの卵っぽいセリフとなりますが、

「広すぎるのであれば、狭めてあげれば良い」

訳で、

「サービスの利用者側(ユーザー側)」



「サービスの提供者側(ベンダー側;SIer側)」

で、別々の解説をすれば良いんだ、ということに気付きました。キラキラ 


当ブログは、前者の「サービスの利用者側(ユーザー側)」を

メインターゲットにしていますので、そのような方向けの解説としては


クラウドとは、ひとことで言ってしまうと、

「インターネット上にある(大量の)コンピュータ(群)によって提供されるサービスのこと」

です。
サクラ


だとすると、別に新しくもなんともない、という話になってしまいますよね。びっくり!

その通りですね(笑)。ベー

Google検索、Gmail、mixi、Amazon、・・・・・・・・・・。

全部「クラウド」と言ってしまえます。

某セキュリティソフトも、2011年版から「クラウド」と書いてあります(笑)。


分かりやすく理解するなら、このように理解しておくのがベストかな?と思っています。


一方、後者の「サービスの提供者側(ベンダー側;SIer側)」向けの解説は?

という話ですが、せっかくそのような方向けに「SkillUpメルマガ」を発行していますので、

後者向けの説明は、「SkillUpメルマガ」の方でお届けしたいと思います。

(予定通り発行できれば、本日~明日発行予定の11/20号の記事でお届けします)


以上、今日は用語解説「クラウドとは?」でした。

何かしらの参考になると幸いです。