2015年02月04日19:56
こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。
今日も、先月末からお届けしている iPhone 6 のシリーズ記事の続きです。

iPhone 6 にちなんで、全6回シリーズで記事をお届けしています。
【前回までの記事はこちら】
・1回目:2015年01月30日 iPhone 6 Plus 128GB (ゴールド) 購入しました!
・2回目:2015年01月31日 iPhone 6 を買う前に読みたい! Q&A集
・3回目:2015年02月02日 iPhone 6 初期設定編:新規購入した場合
・4回目:2015年02月03日 iPhone 4 から iPhone 6 に買い替えた時のデータ移行編
今日はその続きの
・5回目:ガラケー(FOMA)から iPhone 6 に買い替えた時のデータ移行編
をお届けします。
【今回の状況を整理】
この記事を書くにあたって、前回までの記事を読み返してみて気付いたのですが
今回の状況について、情報の整理を書き忘れたまま、5回目になったようです。
あいたたた~、これは失礼しました。
遅ればせながら、状況を改めて(記事上では初めて)整理すると、
・2007年から、ドコモのガラケー(FOMA, P905i)を利用していた
・2011年2月に、ソフトバンクの iPhone 4 を「買い増し」した(いわゆる2台持ち)
・2013年2月に、ソフトバンクの3G回線を解約した(それ以降 iPhone 4 ≒ iPod touch)
・その後は、ドコモのガラケー(FOMA, P905i)を利用しながら、次期 iPhone 待ち…
・2015年1月に、ドコモで「機種変更」する形で、iPhone 6 Plus を購入(契約)
という経緯になります。
従って、
移行先は、上記の通り「ドコモ iPhone 6 Plus」なのですが、
移行元が、「ソフトバンク iPhone 4」と「ドコモのガラケー FOMA P905i」の2台
という、少しイレギュラーな状況になった訳です。
今日の記事では、それぞれ話をシンプルにするため、
前半で「ドコモのガラケー(FOMA)」から「ドコモのiPhone 6 Plus (Xi)」への移行
後半で「ソフトバンクの iPhone 4」から「ドコモのiPhone 6 Plus」への移行
というように、話を分けて、それぞれまとめてみます。
【前半】「ドコモのガラケー(FOMA)」から「ドコモのiPhone 6 Plus (Xi)」への移行
ケータイ業界は、もともと時代の流れが速すぎる上に、
スマホが加わったことで、状況に輪をかけているようです。
ドコモショップさんに数回足を運びましたが、分からないことがたくさんあって、
・ドコモオンラインショップさん(主に購入時の手続きや事務的なことについて)
・ドコモインフォメーションセンターさん(ドコモのコールセンターなのでその他全部)
にも、数回電話をさせて頂き、いろいろ教えて頂きました。
それも含めて、下記の情報をまとめています。
Q1.ドコモのガラケーから、ドコモのiPhone6へ移行可能なデータは?
A1.電話帳のみ
ということでした。
(ガラケー、iPhone、それぞれの仕組みを考えると、まあ、そうだろうなぁ~という感じです)
電話帳の移行は簡単でした。
ドコモショップ店頭に行けば、専用の端末がありましたので、
その端末に、ガラケー(FOMA)とiPhone6をそれぞれケーブルでつないでから
店員さんがちょこちょこと操作すると、ほんの1~2分で完了でした。
「その他に、必要なデータがあれば、お客さまの方で移行してください」
という話でした。そう言われたので、当日の帰宅後に、
移行元(ガラケー)のユーザーデータを参考までに箇条書きにしてみると
・電話帳(連絡先)
・メールデータ一式(iモードメールの受信メール&送信メール、SMS)
・ブラウザのお気に入り(30~40個)
・アプリ(iアプリ)のデータ&設定
・おサイフケータイ情報 ⇒ 機種変更前に使い切って残高¥0にしました
・着信音(特に自分で購入したものや自作したもの)&設定
・きせかえデータ(購入したもの)※(外観ではなくて)画面内デザインです
・画面メモ(20枚くらい)
・写真(ケータイで撮影したもの)・・・たくさん
・音楽(ミュージック)・・・少し
・ビデオ・・・少し
・テキストメモ(メモ帳)・・・10件位
・アラーム設定&再生するサウンド
・・・あれ!?意外とたくさんある・・・
ということに、改めて気付きました。
※今回みたいに機種変更でもしない限り、箇条書きにする機会もありませんしね
P905i では microSD (2GB) が使えます(使っていました)ので、
microSD 経由で取り込めるものは、ざっくり取り込みました。
「一番大事なデータを1つだけ選ぶなら、どれ?」と聞かれたら
個人的には「電話帳」だったので、電話帳だけでもドコモショップで
移行してもらえて、助かりました。(しかし、落とし穴が・・・。続きは後半で)
旧機種の iPhone 4 も、キャンペーン価格(1万ポイント=1万円相当)で
下取りしてもらえたので、少し助かりました。
【後半】「ソフトバンクの iPhone 4」から「ドコモのiPhone 6 Plus」への移行
これについては、前回の4回目の記事で既に書いたので、書くことがない・・・はずでした。
しかし、4回目の記事の補足の通り「落とし穴」があって、見事に?ハマりました。
それは、iTunes で 旧 iPhone のデータを 新 iPhone に復元(リストア)すると、
問題1:(事前にドコモショップで済ませてもらった)ドコモメールの設定が初期化される
⇒ ドコモメールの項目自体が消えてしまい、メールアプリから選択不能になる
⇒ 正確には、ドコモメール含めた「ドコモのプロファイル」そのものが消えてしまう
問題2:旧iPhoneの電話帳データで、新iPhoneの電話帳データが上書きされる
⇒ ということで、せっかくドコモショップで移行してもらった電話帳が
ほんの数時間できれいサッパリ消えてしまいました。
という2つの問題が発生したのです。
この時点で、「意味をよーく考えると、当たり前・・・」ということに気付きました。
そこでドコモインフォメーションセンターに電話で問い合わせしてみたところ、
この問題は、特にキャリアをまたがる時には避けられない問題らしく、
「ドコモショップ店頭では、そこまで詳しい情報まで把握しきれないため、
事前にご説明やご案内ができていなくて、申し訳ございませんでした。」
と言われてしまいました。
この時、既にドコモショップ店舗の営業時間が終わっていましたので
ドコモメールの復旧だけ、ドコモインフォメーションセンターの専任スタッフさんに
取り急ぎ電話で教えてもらいながら、自分で操作して、復旧に至りました。
しかし、この電話の時は、電話帳が消えていることに気付いていなかった・・・
ドコモメールが復旧した後、続きの初期設定をあれこれやっているうちに
電話帳が「消えている」(正確には、旧 iPhone4の電話帳の残骸で上書きされている)
ことに気付いたのですが、時刻は既に20時。
ドコモインフォメーションセンターも終わっていました。
一般ユーザーの方の場合「では明日~」となる所だと思いますが、
こちらは「パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房」です。
そう簡単には諦めません。
結局、ネットで自力で調査して、
ガラケー(FOMA)の電話帳を、もう一度、自分の手で、移行することに成功しました。
その時に見つけたドコモホームページのそれぞれのURLをご紹介させて頂きますね。
Q.ドコモメールを使えるようにするには?
(正確には、ドコモのプロファイルを再インストール&再設定するには?)
A.ドコモ・ホームページ > iPhoneスタートアップガイド のページから、
図解入りのPDFがダウンロードできます。
Q.ガラケー(FOMA)の電話帳を、iPhone6に移行するには?
A.ドコモ・ホームページ > ドコモ ケータイからiPhoneへの電話帳データの移行
を参照すると、
STEP1.事前準備:電話帳データをSDカードへ保存する
STEP2.移行方法:電話帳変換ツールを使った電話帳データの変換と移行手順
が詳しく書かれていますので、手順通りに作業すればOKです。
ドコモ・ホームページ > 電話帳データなどの移行・バックアップ
⇒ 4通りのパターン毎に分けて、移行方法が紹介されています。
ドコモ・ホームページ > 「簡単!バックアップナビ」 PDF版ダウンロード
⇒ FOMA P905i の電話帳を全件まとめて microSD に
バックアップする手順も書かれています。(個別のPDFマニュアル)
ということで、移行元の機種が2台ある人ならではのトラブルにも遭遇しながら
無事に iPhone 6 Plus ライフがスタートしました。
(この記事に書いたことは、全て契約当日の2015/01/22のお話しです)
ずいぶん長い記事になってしまいました。
次回は、今回のシリーズでは最終回
・6回目:さあ、iPhone 6 を楽しもう!
の予定です。どうぞお楽しみに!
PS.
ブログのコメント等で、無料で Q&A にお答えするサービスはやっておりませんので、
あしからず、ご了承ください。
パソコン教室(iPhone教室)を含む、当社の有償サービスのお問い合わせは
お気軽にどうぞ。 ⇒ 「お問い合わせページ」
ガラケー(FOMA)から iPhone 6 に買い替えた時のデータ移行編
カテゴリー │Apple(iPhone,iPad,etc)
こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。
今日も、先月末からお届けしている iPhone 6 のシリーズ記事の続きです。

iPhone 6 にちなんで、全6回シリーズで記事をお届けしています。
【前回までの記事はこちら】
・1回目:2015年01月30日 iPhone 6 Plus 128GB (ゴールド) 購入しました!
・2回目:2015年01月31日 iPhone 6 を買う前に読みたい! Q&A集
・3回目:2015年02月02日 iPhone 6 初期設定編:新規購入した場合
・4回目:2015年02月03日 iPhone 4 から iPhone 6 に買い替えた時のデータ移行編
今日はその続きの
・5回目:ガラケー(FOMA)から iPhone 6 に買い替えた時のデータ移行編
をお届けします。
【今回の状況を整理】
この記事を書くにあたって、前回までの記事を読み返してみて気付いたのですが
今回の状況について、情報の整理を書き忘れたまま、5回目になったようです。

あいたたた~、これは失礼しました。

遅ればせながら、状況を改めて(記事上では初めて)整理すると、
・2007年から、ドコモのガラケー(FOMA, P905i)を利用していた
・2011年2月に、ソフトバンクの iPhone 4 を「買い増し」した(いわゆる2台持ち)
・2013年2月に、ソフトバンクの3G回線を解約した(それ以降 iPhone 4 ≒ iPod touch)
・その後は、ドコモのガラケー(FOMA, P905i)を利用しながら、次期 iPhone 待ち…
・2015年1月に、ドコモで「機種変更」する形で、iPhone 6 Plus を購入(契約)
という経緯になります。
従って、


という、少しイレギュラーな状況になった訳です。
今日の記事では、それぞれ話をシンプルにするため、
前半で「ドコモのガラケー(FOMA)」から「ドコモのiPhone 6 Plus (Xi)」への移行
後半で「ソフトバンクの iPhone 4」から「ドコモのiPhone 6 Plus」への移行
というように、話を分けて、それぞれまとめてみます。
【前半】「ドコモのガラケー(FOMA)」から「ドコモのiPhone 6 Plus (Xi)」への移行
ケータイ業界は、もともと時代の流れが速すぎる上に、
スマホが加わったことで、状況に輪をかけているようです。
ドコモショップさんに数回足を運びましたが、分からないことがたくさんあって、
・ドコモオンラインショップさん(主に購入時の手続きや事務的なことについて)
・ドコモインフォメーションセンターさん(ドコモのコールセンターなのでその他全部)
にも、数回電話をさせて頂き、いろいろ教えて頂きました。
それも含めて、下記の情報をまとめています。
Q1.ドコモのガラケーから、ドコモのiPhone6へ移行可能なデータは?
A1.電話帳のみ

(ガラケー、iPhone、それぞれの仕組みを考えると、まあ、そうだろうなぁ~という感じです)
電話帳の移行は簡単でした。
ドコモショップ店頭に行けば、専用の端末がありましたので、
その端末に、ガラケー(FOMA)とiPhone6をそれぞれケーブルでつないでから
店員さんがちょこちょこと操作すると、ほんの1~2分で完了でした。
「その他に、必要なデータがあれば、お客さまの方で移行してください」
という話でした。そう言われたので、当日の帰宅後に、
移行元(ガラケー)のユーザーデータを参考までに箇条書きにしてみると
・電話帳(連絡先)
・メールデータ一式(iモードメールの受信メール&送信メール、SMS)
・ブラウザのお気に入り(30~40個)
・アプリ(iアプリ)のデータ&設定
・おサイフケータイ情報 ⇒ 機種変更前に使い切って残高¥0にしました
・着信音(特に自分で購入したものや自作したもの)&設定
・きせかえデータ(購入したもの)※(外観ではなくて)画面内デザインです
・画面メモ(20枚くらい)
・写真(ケータイで撮影したもの)・・・たくさん
・音楽(ミュージック)・・・少し
・ビデオ・・・少し
・テキストメモ(メモ帳)・・・10件位
・アラーム設定&再生するサウンド
・・・あれ!?意外とたくさんある・・・

※今回みたいに機種変更でもしない限り、箇条書きにする機会もありませんしね
P905i では microSD (2GB) が使えます(使っていました)ので、
microSD 経由で取り込めるものは、ざっくり取り込みました。
「一番大事なデータを1つだけ選ぶなら、どれ?」と聞かれたら
個人的には「電話帳」だったので、電話帳だけでもドコモショップで
移行してもらえて、助かりました。(しかし、落とし穴が・・・。続きは後半で)
旧機種の iPhone 4 も、キャンペーン価格(1万ポイント=1万円相当)で
下取りしてもらえたので、少し助かりました。

【後半】「ソフトバンクの iPhone 4」から「ドコモのiPhone 6 Plus」への移行
これについては、前回の4回目の記事で既に書いたので、書くことがない・・・はずでした。
しかし、4回目の記事の補足の通り「落とし穴」があって、見事に?ハマりました。

それは、iTunes で 旧 iPhone のデータを 新 iPhone に復元(リストア)すると、
問題1:(事前にドコモショップで済ませてもらった)ドコモメールの設定が初期化される
⇒ ドコモメールの項目自体が消えてしまい、メールアプリから選択不能になる
⇒ 正確には、ドコモメール含めた「ドコモのプロファイル」そのものが消えてしまう
問題2:旧iPhoneの電話帳データで、新iPhoneの電話帳データが上書きされる
⇒ ということで、せっかくドコモショップで移行してもらった電話帳が
ほんの数時間できれいサッパリ消えてしまいました。

という2つの問題が発生したのです。
この時点で、「意味をよーく考えると、当たり前・・・」ということに気付きました。

そこでドコモインフォメーションセンターに電話で問い合わせしてみたところ、
この問題は、特にキャリアをまたがる時には避けられない問題らしく、
「ドコモショップ店頭では、そこまで詳しい情報まで把握しきれないため、
事前にご説明やご案内ができていなくて、申し訳ございませんでした。」
と言われてしまいました。
この時、既にドコモショップ店舗の営業時間が終わっていましたので
ドコモメールの復旧だけ、ドコモインフォメーションセンターの専任スタッフさんに
取り急ぎ電話で教えてもらいながら、自分で操作して、復旧に至りました。
しかし、この電話の時は、電話帳が消えていることに気付いていなかった・・・
ドコモメールが復旧した後、続きの初期設定をあれこれやっているうちに
電話帳が「消えている」(正確には、旧 iPhone4の電話帳の残骸で上書きされている)
ことに気付いたのですが、時刻は既に20時。
ドコモインフォメーションセンターも終わっていました。
一般ユーザーの方の場合「では明日~」となる所だと思いますが、
こちらは「パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房」です。
そう簡単には諦めません。

結局、ネットで自力で調査して、
ガラケー(FOMA)の電話帳を、もう一度、自分の手で、移行することに成功しました。
その時に見つけたドコモホームページのそれぞれのURLをご紹介させて頂きますね。
Q.ドコモメールを使えるようにするには?
(正確には、ドコモのプロファイルを再インストール&再設定するには?)
A.ドコモ・ホームページ > iPhoneスタートアップガイド のページから、
図解入りのPDFがダウンロードできます。
Q.ガラケー(FOMA)の電話帳を、iPhone6に移行するには?
A.ドコモ・ホームページ > ドコモ ケータイからiPhoneへの電話帳データの移行
を参照すると、
STEP1.事前準備:電話帳データをSDカードへ保存する
STEP2.移行方法:電話帳変換ツールを使った電話帳データの変換と移行手順
が詳しく書かれていますので、手順通りに作業すればOKです。
ドコモ・ホームページ > 電話帳データなどの移行・バックアップ
⇒ 4通りのパターン毎に分けて、移行方法が紹介されています。
ドコモ・ホームページ > 「簡単!バックアップナビ」 PDF版ダウンロード
⇒ FOMA P905i の電話帳を全件まとめて microSD に
バックアップする手順も書かれています。(個別のPDFマニュアル)
ということで、移行元の機種が2台ある人ならではのトラブルにも遭遇しながら

無事に iPhone 6 Plus ライフがスタートしました。

(この記事に書いたことは、全て契約当日の2015/01/22のお話しです)
ずいぶん長い記事になってしまいました。

次回は、今回のシリーズでは最終回
・6回目:さあ、iPhone 6 を楽しもう!
の予定です。どうぞお楽しみに!
PS.
ブログのコメント等で、無料で Q&A にお答えするサービスはやっておりませんので、
あしからず、ご了承ください。
パソコン教室(iPhone教室)を含む、当社の有償サービスのお問い合わせは
お気軽にどうぞ。 ⇒ 「お問い合わせページ」