2008年07月06日09:00
パソコンの「電源」について(2)
カテゴリー │パソコン自作
日曜「パソコン自作」シリーズ4回目です。
前回 は、パソコンの「電源」についてお話し中でした。
今日はその続きです。
前回の最後に、「電源爆発事件」についてお話しました。
その原因として考えられることを2つ挙げてみます。
(1)パソコン内部のホコリ掃除をやっていなかった(結構重要)
(2)そもそも電源自体が安物だった
昔は僕も「電源がセットになった安いケース」を使っていました。
今思うと、安いケースに付属している電源は、おまけ程度の品でした。
(引き算すると、電源単価で2000円程度)
ただ当時はそれが自作パソコンに「安さ」を求める時の1つの定石でした。
しかしその事件以降、「電源がセットになった安いケース」は購入候補から
外すことにしました。(その後いつの間にか)現在は自作パソコン業界の
トレンドも「ケースと電源は別々に買うもの」となっています。
最後に、自作パソコンの電源を選ぶポイントをご紹介していきます。
1.最大電力
使いたい部品に必要な電力の合計はだいたい何ワットか分かりますか?
中くらいの性能のパソコンなら、300Wもあれば十分だと思いますが
高性能なビデオカードを使いたい時などは最大電力の数字が確認要です。
2.出力電圧
最大電力だけデカければOK・・・という訳では、実はありません。
CPUやビデオカードの安定動作には +12V の出力が重要となります。
3.付属ケーブル
あれこれたくさん部品(ファンまで含む)を付けたい時にはチェックです。
4.電源バージョン
電源にも「バージョン」があるのですが、簡単に言うなら
「ATX12V ver.2.2以降」
というのを選べば基本的にOKです。
5.静音性
僕のように一日中パソコンの側で仕事している人には結構重要です。
「パソコンのスイッチを入れると爆音が・・・」
というのは最近では少なくなっていると思いますが、
電源はパソコンの中でも1,2を争う騒音源となる部分です。
パソコンがあまりにうるさいと、仕事の効率にも影響してきます。
6.100V電源
一般に、パソコン電源は海外製なので、115Vとか220Vで
最適な動作をするように作られていますが、日本は100Vです。
地域によっては90Vに近い所もあるらしいので、パソコンが
原因不明の不調の時は、もしかすると100V電源を使うことで
動作が安定する可能性があります。

きくちはじめ工房ではワットチェッカーも用意していますので
測定が可能です。(電圧(V)以外にもいろいろ確認できます)
←102Vと表示されているので、大丈夫なことを確認!
きくちはじめ工房で実際に持っているものは以下の商品です。
2回に渡って電源についてお話ししてきましたが、
「電源とひと言でいっても、いろいろあるんだぁ~」
と思って頂ければまずは十分です。
そこから楽しい探求がスタートとなりますので。(^^)
少し地味なお話しが続いたので、次は派手な話題にしましょうか(笑)。
来週からパソコンの頭脳「CPU」について、最新の話題も取り入れながら
ご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに。
⇒きくちはじめ工房のパソコン自作支援サービスでは
パーツの選定~組立~動作確認~故障時の対応まで
総合的にサポートいたします。
また、メーカー製のパソコンの選定支援も行っております。
見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせ下さい~。
【お問い合わせ・ご依頼はこちらへどうぞ】
前回 は、パソコンの「電源」についてお話し中でした。
今日はその続きです。
前回の最後に、「電源爆発事件」についてお話しました。
その原因として考えられることを2つ挙げてみます。
(1)パソコン内部のホコリ掃除をやっていなかった(結構重要)
(2)そもそも電源自体が安物だった
昔は僕も「電源がセットになった安いケース」を使っていました。
今思うと、安いケースに付属している電源は、おまけ程度の品でした。
(引き算すると、電源単価で2000円程度)
ただ当時はそれが自作パソコンに「安さ」を求める時の1つの定石でした。
しかしその事件以降、「電源がセットになった安いケース」は購入候補から
外すことにしました。(その後いつの間にか)現在は自作パソコン業界の
トレンドも「ケースと電源は別々に買うもの」となっています。
最後に、自作パソコンの電源を選ぶポイントをご紹介していきます。
1.最大電力
使いたい部品に必要な電力の合計はだいたい何ワットか分かりますか?
中くらいの性能のパソコンなら、300Wもあれば十分だと思いますが
高性能なビデオカードを使いたい時などは最大電力の数字が確認要です。
2.出力電圧
最大電力だけデカければOK・・・という訳では、実はありません。
CPUやビデオカードの安定動作には +12V の出力が重要となります。
3.付属ケーブル
あれこれたくさん部品(ファンまで含む)を付けたい時にはチェックです。
4.電源バージョン
電源にも「バージョン」があるのですが、簡単に言うなら
「ATX12V ver.2.2以降」
というのを選べば基本的にOKです。
5.静音性
僕のように一日中パソコンの側で仕事している人には結構重要です。
「パソコンのスイッチを入れると爆音が・・・」
というのは最近では少なくなっていると思いますが、
電源はパソコンの中でも1,2を争う騒音源となる部分です。
パソコンがあまりにうるさいと、仕事の効率にも影響してきます。
6.100V電源
一般に、パソコン電源は海外製なので、115Vとか220Vで
最適な動作をするように作られていますが、日本は100Vです。
地域によっては90Vに近い所もあるらしいので、パソコンが
原因不明の不調の時は、もしかすると100V電源を使うことで
動作が安定する可能性があります。

きくちはじめ工房ではワットチェッカーも用意していますので
測定が可能です。(電圧(V)以外にもいろいろ確認できます)
←102Vと表示されているので、大丈夫なことを確認!
きくちはじめ工房で実際に持っているものは以下の商品です。
2回に渡って電源についてお話ししてきましたが、
「電源とひと言でいっても、いろいろあるんだぁ~」
と思って頂ければまずは十分です。
そこから楽しい探求がスタートとなりますので。(^^)
少し地味なお話しが続いたので、次は派手な話題にしましょうか(笑)。
来週からパソコンの頭脳「CPU」について、最新の話題も取り入れながら
ご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに。
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総合的にサポートいたします。
また、メーカー製のパソコンの選定支援も行っております。
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この記事へのコメント
こんにちは、
電源、そうか~
爆発しないうちに、確認していただかうかな~
ありがとうございます~。
電源、そうか~
爆発しないうちに、確認していただかうかな~
ありがとうございます~。
Posted by 宝です~。 at 2008年07月07日 00:48
いつもコメントありがとうございます。
了解しました。
それでは明日にでも確認に伺いますね。
了解しました。
それでは明日にでも確認に伺いますね。
Posted by kick
at 2008年07月07日 15:01
