パソコン自作:マザーボード(3)

カテゴリー │パソコン自作

日曜日「パソコン自作」シリーズ15回目です。

前々回
1.マザーボードとは?
2.マザーボードに差し込む部品は?
3.マザーボードの価格帯
前回
4.マザーボードの選び方
についてお話しました。

今日はその続きです。

※日曜日は、パソコン自作をこれから始めたい方向けの記事となります。若葉マーク



5.実際の製品分析

 ようやくこのセクションまで辿り着きました。(^^)
 
 ここまで読んで頂いた読者の方には、2008/10末時点に実際に
 
 kickが以下の条件で絞り込んだ製品を、特別にご紹介したいと思います。
 
 
 まず最低限の前提は
 
 (A)CPU:Core 2 Duo E8500 および Core 2 Quad Q9550 に対応
 
  (最近の値下がりでぐっと手頃感の出てきたこの2つが魅力)
 
 (B)メモリ:DDR2-800 のデュアルチャネルに対応
 
  (当たり前の仕様だけど一応明記)
 
 (C)チップセット:P45+ICH10R
 
  (P35だとPCI Exp. X16 を2枚使う時の問題があるのでP45)
  (チップセットRAIDを組むためにICH10ではなくICH10R)
 
 です。追加の条件として、前回書いた通り
 
 「品質」「安定性」「冷却機構」「静音性」
 
 「CPUクーラーとの干渉」「BIOSなどの2重化」
 
 などを追加しました。その中でも特に
 
 『OC(オーバークロック)などは行わず、
  定格動作でとにかく安定動作を重視』
 
 という条件を重視して絞り込みを行いました。
 
 その結果、まず以下の3製品に絞り込めました。
 
 (1)ASUSの「P5Q Deluxe」または「P5Q-E」
 
 (2)MSIの「P45 Platium」
 
 (3)GIGABYTEの「GA-EP45-DS5」
 
 この3つはどれもいい製品だと思うのですが
 
 マザーボードを3つ付ける訳にはいかないので(笑)
 
 1つに絞り込まなければいけません。そこで絞り込み条件に
 
 「既知の問題」を追加した上で総合的に絞った結果...
 
 最終的に選んだものは、MSI社の「P45 Platinum」でした。
 
 #細かく言うとBIOSの2重化はされていないようですが、
 #LiveUpdateという仕組みがあるため、許容範囲としました。
 
 
 「既知の問題」に関する詳しいことは、各事例について
 
 賛否両論あると思いますので、ブログに書くのは控えさせて頂きますね。
 
 個人的に面識のある方から聞かれた時は個別にお答えしたいと思います。
 
 
 
以上、3回に渡ってマザーボードについて書いてみました。

みなさんが「最高の1枚」を見つける参考になれば幸いです。




ではまた来週をお楽しみに~。ニコニコ



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