用語解説「クラウドとは?」

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こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

さて今日は、用語解説を行ってみたいと思います。マイク

今日のテーマは、いま流行りの「クラウドとは?」です。曇り

お約束の「お空の上の雲ではありません」という冗談はさておき晴れ

どう言えば、一般ユーザーの方にも分かりやすいかなぁと考えてみました。

何だか勿体ぶった書き方をしているように写るかもしれませんが、

実は「クラウド」って、一言で「これです!」と言えない単語なのです。

我々、ITのプロの間でも、「クラウドってよく分からないんだよね」という

言葉が出ることもある位です。

なぜか!?

ちょうど良いタイミングで、いい記事を見つけましたので、ご紹介させて頂きますね。

日経BP社 ITpro > 混乱するクラウド、犯人はITベンダー

冒頭に「まさに言いたかったのはそれそれ!」という部分が

ありましたので、少しだけ引用させて頂くと、

様々な「クラウド」の定義が存在することが、市場の混乱を招いている。最大の犯人は、米オラクルや米IBM、独SAPといったITベンダーだ。彼らは、これまでの製品やサービスを中身はそのままに、「クラウド」の名前を付けて売り出している。

ということなのです。サクラ


実は先月、SkillUpメルマガでも少しクラウドについて書いたのですが、

その後も

「どのように伝えれば、読者の方に分かりやすく理解して頂けるのだろう?」

と考えていた所、ようやく「あ、そうか!電球」という思いに至りましたので、

当記事では、kick流の解説をお届けしたいと思います。


なぜ「クラウド」という言葉が難しいのか?

kickの答えはこうです。

「言葉の定義が広すぎるから」

に尽きます。

コロンブスの卵っぽいセリフとなりますが、

「広すぎるのであれば、狭めてあげれば良い」

訳で、

「サービスの利用者側(ユーザー側)」



「サービスの提供者側(ベンダー側;SIer側)」

で、別々の解説をすれば良いんだ、ということに気付きました。キラキラ 


当ブログは、前者の「サービスの利用者側(ユーザー側)」を

メインターゲットにしていますので、そのような方向けの解説としては


クラウドとは、ひとことで言ってしまうと、

「インターネット上にある(大量の)コンピュータ(群)によって提供されるサービスのこと」

です。
サクラ


だとすると、別に新しくもなんともない、という話になってしまいますよね。びっくり!

その通りですね(笑)。ベー

Google検索、Gmail、mixi、Amazon、・・・・・・・・・・。

全部「クラウド」と言ってしまえます。

某セキュリティソフトも、2011年版から「クラウド」と書いてあります(笑)。


分かりやすく理解するなら、このように理解しておくのがベストかな?と思っています。


一方、後者の「サービスの提供者側(ベンダー側;SIer側)」向けの解説は?

という話ですが、せっかくそのような方向けに「SkillUpメルマガ」を発行していますので、

後者向けの説明は、「SkillUpメルマガ」の方でお届けしたいと思います。

(予定通り発行できれば、本日~明日発行予定の11/20号の記事でお届けします)


以上、今日は用語解説「クラウドとは?」でした。

何かしらの参考になると幸いです。




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