用語解説:USB3.0とは?USB2.0とは何が違う?

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こんにちは、パソコン&コンピュータのきくちはじめ工房です。

つい先日、

2011年08月17日 低価格USBメモリまでUSB 3.0対応にしたバッファロー戦略

という記事を書いたのち、お客様とお話ししていた時に

「USB3.0って何?USB2.0と何が違うの?」

というご質問をお受けしました。

これは今後、繰り返し何度も頂きそうなご質問だなぁ

と思いましたので

今日は「USB3.0」について、ご紹介(用語解説)をさせて頂きますね。


その前に、従来の「USB2.0」について、復習しておきましょう。

USB2.0はこんな形をした端子(インターフェイス)です:

USB2.0 HDD
(↑買いたい方のためにAmazonへのリンクを貼っておきました)

サンプルとしてUSB2.0のHDDケースの写真を撮りましたが、

みなさまが見慣れた端子(インターフェイス)だと思います。


さて本題のUSB3.0はというと、こんな風に端子の形が変更となっています:

USB3.0 HDD
(↑買いたい方のためにAmazonへのリンクを貼っておきました)

パッと見で分かることといえば、

・色が青い

・機器側の端子の形が違う(2段の台形っぽい形になっています)

という2つに気づかれるかと思います。はい、その通りです。

(パソコンに挿し込む側の端子の形に変更ありません。色はになっています。)


さて、それでは性能(転送スピード)はどうか?というと、

・USB2.0:規格値 480Mbps

・USB3.0:規格値 5Gbps(5000Mbps)

と、実に10倍以上の性能アップが図られています!

【備考】bps=bit per second:1秒当たりに転送できるビット数

しかし!

多少パソコン歴(コンピュータ歴)が長い方はおそらく推測されている通りで

規格値通りのスピードは残念ながら出ません。

実際のスピードをお話しする前に、分かりやすくするために、

前述の転送速度を「ビット」から「バイト」に直しておくと


・USB2.0:規格値 480Mbps=60MB/s

・USB3.0:規格値 5Gbps≒5000Mbps=625MB/s

※規格値は、理論値、と書かれることもあります。

となる訳ですが、実際にファイルをコピー等して計測してみると、

・USB2.0:約10~30MB/s

・USB3.0:約50~70MB/s

位になります。(USB3.0の実測画面のコピーを忘れました。また今度。)

※注:コントローラーチップの性能等によって速度には変動があります


な~んだ、10倍とか言っておきながら、実際には2倍くらいか~

と思われたことでしょう。はい、その通りです。

でも約2倍でも「体感速度は十二分に速い!」です。

上に挙げた「約70MB/s」位のスピードというのは、チョット遅い

内蔵HDD位のスピードと同等で、従来の「外付USB」のスピードとは明らかに違います。


以下、少々難しい話になるので、適当に聞き流して頂いてOKなのですが

現在のパソコンでは、USB3.0に対応するために、別売のUSB3.0チップが

必要となり、その為やや上等なパソコンしかUSB3.0に対応していません。

それが、来年初頭(2012年1Q)頃に登場予定の、

Intel最新CPU「Ivy Bridge」(Sandy Bridgeの次)世代になると、

Intelチップセット自体にUSB3.0コントローラーが組み込まれる予定のため、

来年2012年以降は急速にUSB3.0が一般化(コモディティ化)すると思われます。


ずっと以前に、USB1.1からUSB2.0になった時期を経験された方は、

あの時の感動(ビックリ)が、USB2.0からUSB3.0でも味わえる、と

思って頂いて大丈夫です。

今後のUSB3.0の普及が楽しみですね。

以上、今日は「USB3.0」について、用語解説&ご紹介をさせて頂きました。

ご参考までに。


PS.
周辺機器メーカーのBUFFALOがちょっと誇大広告wっぽいページを
用意してくれていますので、一応参考までにリンクしておきます。
(雰囲気はたぶん十分つかめます)
http://buffalo.jp/products/pickup/usb3/

PPS. 2012/08/06 追記
この記事で、ある「補足」を書き忘れていました。
2012年08月06日 実測200MB/s超えの高速USB 3.0メモリ発売、SanDisk製!
にて、書き忘れた「補足」を入れましたので、
よろしければ、そちらもどうぞ。




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