BASIC(プログラミング言語)

カテゴリー │温故知新

土曜日『古きをたずねて新しきを知る』温故知新シリーズ9回目です。ピース

前回 は「NASベアボーンの玄箱」についてお話ししました。

今日は、プログラミング言語の「BASIC」についてお話しします。

(百科事典的な説明は WikiPedia - BASIC へどうぞ)




1.BASICとは?

 何はともあれ、まずは実際の画面をご紹介します。(MSXでの画面)
 BASIC(プログラミング言語)

 パソコン歴が10年未満の方だと、BASIC よりも Visual Basic(VB)
 
 という単語の方がなじみがあるかもしれませんね~。
 
 BASIC というのは、その Visual Basic(VB) のもとになった言語です。
 
 そもそも、BASIC は
 
 Beginner's All purpose Symbolic Instruction Code
 (初心者向けの、全ての目的に利用できる、プログラミング言語)
 
 の頭字語を取った略語でもあり、
 
 英単語の"BASIC(基礎の)" の意味でもあると言われています。
 
 
 
2.BASICで何ができるの?
 
 kickが経験豊富なBASICは、例によってMSX-BASIC なのですが(笑)
 
 MSX-BASIC について話し出すと終わらないので(爆)、
 
 片手で数えられる範囲で少しだけご紹介すると、
 
 ・数を計算する
 
 ・絵を描く
 
 ・音楽を鳴らす
 
 ・小規模なゲーム
 
 などが挙げられます。

 ※VBだと比較にならない位もっといろいろ出来ます。



3.BASICの特徴

 上でBASICは初心者向けということを書きましたが、
 
 どんなところが初心者向けなのか、ご紹介したいと思います。
 
 ・プログラムを書いて [RUN]ボタン(F5など) を押すとすぐ実行される
 
 ・大文字、小文字を自動で修正してくれる
 
 ・プログラムに間違いがあってもエラーで止まるだけ
 
 ・エディタが不要(BASIC環境にエディタが組み込まれている)
 
 少しだけ挙げるとこんな感じですね~。
 
 
 
4.BASICのいま

 現在では、Windows向けに BASIC言語がフリーソフトとして公開されています。
 
 Vectorへ ⇒ Download: Windows > プログラミング > BASIC言語

 興味を感じた方はダウンロードして遊んでみて下さい。♪赤



5.BASICからVisual Basicへ

 パソコンを買うとWindows(GUI)が入っている今、
 
 コマンドライン(CUI)の旧来のBASICは古く、
 
 現在の Windows では、BASICの後継として
 
 Visual Basic(VB) が利用されています。
 
 kickはVBについては詳しくないので(笑)
 
 入門書をご案内して、今日の記事を締めたいと思います。
 
 
 




追記1:
インタープリタやコンパイラ、さらにはBASICコンパイラや
BASICとマシン語の連携などの話まで出来れば良かった
のですが、長くなってしまったので省略させて頂きました。


追記2:
kickの思い出深いMSXのBASIC環境も
「公式エミュレータ」という形で
書籍の付録として販売されています。
参考までにこちらもご案内しておきますね。
(永久保存版3が1冊あればMSX-BASIC環境が入手できます)






それではまた来週をお楽しみに。ニコニコ






きくちはじめ工房では、パソコン全般についての情報・ノウハウのご提供、

パソコンで困った!という時の問題解決、Linuxサーバの各種サービス、

コンピュータはどうやって動くのか?についてのレッスンも承ります。

中学生から大人の方まで幅広くお受けいたします。

お見積は無料です。お問い合わせ、お待ちしております。

 【お問い合わせ・ご依頼はこちらへどうぞ】



同じカテゴリー(温故知新)の記事