2008年08月02日22:29
プログラミング言語C(C言語)
カテゴリー │温故知新
土曜日『古きをたずねて新しきを知る』温故知新シリーズ7回目です。
前回 は「MPEG-1」についてお話ししました。
今日は、昔からあるプログラミング言語「C言語」についてご紹介します。
(百科事典的な説明は WikiPedia - C言語 へどうぞ)
※本記事は初心者の方向けの説明となります。
1.C言語の誕生
アメリカのAT&Tベル研究所のケン・トンプソン(Ken Thompson)と
デニス・リッチー (Dennis MacAlistair Ritchie)によって作られた
プログラミング言語です。
お二人の名前を取った「K&RのC」という本が非常に有名です。
内容は少し古いのですが、Cのバイブルと言われています。
2.サンプルプログラム
実際のプログラムを見てみたいと思います。
定番とされている「Hello, World!」という文字列を表示する
プログラムは以下のように書けます。(一例)
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
C言語は「コンパイラ言語」と呼ばれ、上記のプログラムを
コンピュータが実行できる形式に変換する手順を経て、
実際に実行されます。
3.C言語からの発展
C言語は非常に多くのことが出来るプログラミング言語ですが、
時代と共に「オブジェクト指向」という考え方(設計)が
生まれてきました。C言語は残念ながらオブジェクト指向の
プログラミング言語ではないため、C言語を発展させて
いろいろな新しいプログラミング言語が作られました。
直接の系統としては「C++(シープラスプラス)」が挙げられます。
C++の後に作られたJava(ジャバ)もC言語の影響を受けています。
まとめると
「とてもたくさんのプログラミング言語に影響を与えたのがC言語」
という感じです。
詳しく挙げるととても長くなるので、本記事ではここまでにしますね。
たくさんの本が出ていますので、良かったら1冊どうぞ。
それではまた来週をお楽しみに。
追記:
自分が中学生時代にお世話になったMSXにもC言語がありました。
きくちはじめ工房では、パソコン全般についての情報・ノウハウのご提供、
パソコンで困った!という時の問題解決、Linuxサーバの各種サービス、
コンピュータはどうやって動くのか?についてのレッスンも承ります。
中学生から大人の方まで幅広くお受けいたします。
お見積は無料です。お問い合わせ、お待ちしております。
【お問い合わせ・ご依頼はこちらへどうぞ】
前回 は「MPEG-1」についてお話ししました。
今日は、昔からあるプログラミング言語「C言語」についてご紹介します。
(百科事典的な説明は WikiPedia - C言語 へどうぞ)
※本記事は初心者の方向けの説明となります。
1.C言語の誕生
アメリカのAT&Tベル研究所のケン・トンプソン(Ken Thompson)と
デニス・リッチー (Dennis MacAlistair Ritchie)によって作られた
プログラミング言語です。
お二人の名前を取った「K&RのC」という本が非常に有名です。
内容は少し古いのですが、Cのバイブルと言われています。
2.サンプルプログラム
実際のプログラムを見てみたいと思います。
定番とされている「Hello, World!」という文字列を表示する
プログラムは以下のように書けます。(一例)
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
C言語は「コンパイラ言語」と呼ばれ、上記のプログラムを
コンピュータが実行できる形式に変換する手順を経て、
実際に実行されます。
3.C言語からの発展
C言語は非常に多くのことが出来るプログラミング言語ですが、
時代と共に「オブジェクト指向」という考え方(設計)が
生まれてきました。C言語は残念ながらオブジェクト指向の
プログラミング言語ではないため、C言語を発展させて
いろいろな新しいプログラミング言語が作られました。
直接の系統としては「C++(シープラスプラス)」が挙げられます。
C++の後に作られたJava(ジャバ)もC言語の影響を受けています。
まとめると
「とてもたくさんのプログラミング言語に影響を与えたのがC言語」
という感じです。
詳しく挙げるととても長くなるので、本記事ではここまでにしますね。
たくさんの本が出ていますので、良かったら1冊どうぞ。

それではまた来週をお楽しみに。

追記:
自分が中学生時代にお世話になったMSXにもC言語がありました。
きくちはじめ工房では、パソコン全般についての情報・ノウハウのご提供、
パソコンで困った!という時の問題解決、Linuxサーバの各種サービス、
コンピュータはどうやって動くのか?についてのレッスンも承ります。
中学生から大人の方まで幅広くお受けいたします。
お見積は無料です。お問い合わせ、お待ちしております。
【お問い合わせ・ご依頼はこちらへどうぞ】
この記事へのコメント
自分は苦Cで現在
学習していますね・・・
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!¥n");
return 0;
}
ではなく
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
でも実行できたんですね
初めて知りました
Cというのはひとつの書き方だけじゃなくて
同じ意味でもいろいろな書き方もあるので
結構学習も大変ですね^^;
学習していますね・・・
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!¥n");
return 0;
}
ではなく
#include <stdio.h>
int main(void)
{
printf("Hello, World!\n");
return 0;
}
でも実行できたんですね
初めて知りました
Cというのはひとつの書き方だけじゃなくて
同じ意味でもいろいろな書き方もあるので
結構学習も大変ですね^^;
Posted by 暗黒の鬼神 at 2008年08月29日 12:45
暗黒の鬼神さん、初めまして。
コメントありがとうございます。
円マークとバックスラッシュですね。(^^;
最初は大変かもしれませんが、
楽しんで学習できるといいですね~。
(常にバックスラッシュキーを押すと
覚えておくといいかもしれません)
ポインタを理解できると低級言語寄りの
考え方が分かりますし、
構造体や共用体が理解できると
Javaなどのクラスの概念の理解に
役立つと思います。
頑張ってくださいね~。(^^)
コメントありがとうございます。
円マークとバックスラッシュですね。(^^;
最初は大変かもしれませんが、
楽しんで学習できるといいですね~。
(常にバックスラッシュキーを押すと
覚えておくといいかもしれません)
ポインタを理解できると低級言語寄りの
考え方が分かりますし、
構造体や共用体が理解できると
Javaなどのクラスの概念の理解に
役立つと思います。
頑張ってくださいね~。(^^)
Posted by kick
at 2008年08月29日 13:08
